国際シンポジウム「戦国楚簡と中国思想史研究」
近年新たに発見され、次々と公開が進められている戦国時代の竹簡資料について、海外研究者20名をまじえ、2日間にわたって集中的に検討した国際シンポジウム。
会議の全容および関係論考を、『中国研究集刊』第36号(2004年12月刊)の特集「戦国楚簡と中国思想史研究」として公開した。
◆主催
- 大阪大学中国学会・大阪大学中国哲学研究室
- 戦国楚簡研究会(代表:浅野裕一)
- 台湾簡帛道家資料新出土文献研読会(代表:陳鼓応・郭梨華)
◆日時
- 2004年3月26日~27日
◆場所
- 大阪大学豊中キャンパス待兼山会館会議室
◆内容
3月26日(金)
- 開会式 開会の辞:湯浅邦弘
- 陳鼓応教授基調講演
- 「中國古代出土文獻研究之最近發展與中國古代思想史的重新評估」
(司会:浅野裕一、通訳:佐藤将之) - 郭梨華「儒家簡帛佚籍中「德」與「色」的辨析」
(司会:竹田健二、通訳:盧彦男) - 林素英「上博簡〈民之父母〉思想探微―兼論其與〈孔子閒居〉的關係」
(司会:竹田健二、通訳:盧彦男) - 林啓屏「論〈民之父母〉之『五至三無』」
(司会:菅本大二、通訳:上野洋子、于永梅) - スコット・クック「先秦出土文獻與傳世經典的對照及有關的問題」
(司会:菅本大二、通訳:上野洋子、于永梅) - 懇親会
3月27日(土)
- 台湾博士課程学生発表
- 潘玉愛「初探《性自命出》的心性觀」
- 林明照「論《性自命出》中「心」與成德的關係」
- 洪嘉琳「論郭店楚簡《老子》之無為説」
(司会:福田一也、通訳:若松大佑) - 袁國華「論古文字的聲化現象」
(司会:福田哲之、通訳:佐藤将之、盧彦男) - パネルディスカッション「出土資料と中国学研究」
パネラー:
佐藤将之、谷中信一、大西克也、末永高康、近藤浩之
(司会:湯浅邦弘、菅本大二、通訳:佐藤将之、盧彦男) - 閉会式 閉会の辞:浅野裕一、陳鼓応、郭梨華
戦国楚簡研究会 代表 浅野裕一 |
台湾簡帛道家資料 新出土文献研読会 代表 陳鼓応 |
台湾簡帛道家資料 新出土文献研読会 代表 郭梨華 |
国際シンポジウムのスナップ
開会挨拶 湯浅邦弘 基調講演 陳鼓応氏
通訳 台湾大学佐藤将之
林素英 氏 会場風景
スコット・クック 氏(前列中央) 林啓屏 氏(前列右)
【台湾博士課程学生発表】
潘玉愛さん 林明照さん 洪嘉琳さん
袁國華 氏 ディスカッション風景 懇親会風景
【パネルディスカッション】
谷中信一 氏 大西克也 氏
末永高康 氏 近藤浩之 氏
日本側運営スタッフ